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備前焼の史跡
長い歴史を持つ備前焼ですがどのような史跡があるのでしょうか
南大窯跡
昭和34年5月13日に国指定史跡に指定されました。備前焼の最盛期に当たる桃山時代から江戸時代のものです。当時、北大窯跡、西大窯跡と並び三大窯で共同窯として使用されていました。東窯跡、中央窯跡、西窯跡の三基の窯と付属した巨大な物原(ものはら)(破損品や窯道具を捨てた場所)で成りたっています。最大の窯は東窯跡で次に、中央窯跡、西窯跡となります。壷、甕、擂鉢、徳利などの日常雑器類が主に焼かれていました。中には約七百二十リットルの大甕のような大形品も見られました。
天保窯跡
昭和16年10月6日備前市指定文化財に指定されました。江戸中期以降備前焼の需要が減少し大量生産の必要性が無くなりました。これにともない藩の保護も次第に減少し、大窯の維持管理が負担となったため天保年間に天保窯と呼ばれる小型で効率の良い窯がつくられました。融通窯と呼ばれる天保窯が出来ると、大窯は衰退していきました。天保窯は、補修、改修されながら、昭和15年ごろまで使用されていました。燃焼効率がよく大窯より早く焼きあがり、経費の節減、回転を早めることができ、画期的なものでした。
北大窯跡
昭和46年備前市の史跡に指定の後、平成21年2月12日、国の史跡に指定されました。北大窯跡には4基の窯跡がありますが、1基は天津神社から忌部神社への道で寸断されています。他の3基は忌部神社の北西斜面に、ほぼ平行して築かれています。南、西大窯と同じく主に壺、甕、徳利、擂鉢などの日用雑器類を焼いていました。他に大甕、茶器、花器なども焼かれてました。江戸時代中期老朽化による改築費用が捻出できず、窯を3分の1に縮小したいとの嘆願書が藩に出されています。
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